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図書館に本を返却するべく。
急ぎで歩いていたらおばあさんの叫びが背後から聴こえた。

「あああ!」 

振り返るとおばあさんが「あああぶなーい!」と自分に注意しながらゆっくり路面に倒れこむ所だった。
肩からゆっくりと。
ズサぁぁ……と倒れこんだ。

道行く人達の時間は一瞬止まった。
やがてじんわりとおばあさんに近づいていく若者やおばさん達多数。
私の出番は無しと判断。
急ぎなので図書館に入る。

おばあさんになるととっさに手が出なくなるので注意が必要だ。
あのおばあさんは受け身がうまかったようで、ケガもなかったようだ。

図書を返却して現場に戻ってみたら、もう先を急いでいた。

若干不安だったので、少し歩き姿を見ていた。
そしたら弟とすれ違った。
手を上げて合図。

急ぎで都会に行った。
ほぼ初めての場所だった。

デパートで好きな漫画家の原画展を見た。
記念に限定クリアファイルを買ったので部屋に飾るつもりだ。
こういうイベントは刺激になると感じた。
もっと行くべきであろう。

そして別の好きな漫画家の新刊が久しぶりに出ているのをデパートの本屋でフライング発見。
特典がもらえる店(とらのあな)が近くにあるのを幸いに購入。

良き日なり。

ビール4,5杯がぶ飲み。
頭痛い。

満員電車で帰宅。

疲労。

午前0時半。
地元駅に降り立つと背後から若者のうきうきした声。
「わーもう集まってるよ。ちょっと気合入れよ!?」
マックの中に女子大生が二人いた。
後ろを見ると男子大学生が二人、マック入店。
その後は知らない。

私は重い体を引きずりながら階段を登り続ける。
隣のスーツのおじさんが一段ごとに呻く。
大学生の亡霊が私の心を鬱にする。

イヤホンを取り星を見て歩く。
足取りは重い。
落ち葉を踏んで蹴って帰宅。

風呂&食事エビチリ。PCネット。
午前4時過ぎた。

総合的には良き日。
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