おじいさまの誕生日なので家に行きますよ。

お祝いを済ませ、解散。

その後、僕は一人でマックに行こうと思ったのです。
午後9時、外は闇でした。

駅に向かって歩いていると、前方から白髪でかっぱ頭のおじいさんが満面の笑みを浮かべながら歩いてくるではないですか。
右ななめ上に顔を固定して、目を細め大きく口を開けそれはもう純粋に思いっきり笑っていますなにもないのに。
笑顔がピエロみたいに固定されているのです。
普通の明るいおじさんにも見えなくはないです。
でもその人の動きは機械のようでとてもスムーズにカーブを曲がっていました。
おそらくずっとあの笑顔が固定されたままなのです。
永遠に。
それは普通ではない!

しばらく歩いていたら今度は奇声おじさんに遭遇しました。
赤いジャンパーを着て手すりにもたれかかって何やらわめいています。
「おれがつくったんだからいってもいいだんろえるgんjfdkjk」
よく分かりません。
みんながよけて行きます。
女性などはとくに恐怖でしょう。
奇声おじさんは手にタバコみたいなのを持っています。
お酒に酔っているのではないのかな?
なんなのかな?

この街で奇人を二人も続けて見てしまうなんて珍しい出来事です。
日曜日の夜中ってこういう感じなのでしょうか。
明日が月曜だからかな?

僕はそのままマックに入って集中しました。
夜10時位になると、結構静かでいいですね。
クラシック音楽が流れていました。

帰り道。
とても寒かったので、僕も奇人になろうと思い、マフラーを両手で広げて「エリマキトカゲ―!」っていう感じでスキップしようとしましたがやめました。

明日はスタジオに入ってくるお( ゚∀゚)

レポいるお?