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酔って寝ようと思ってモニターの前に置いてあるウイスキー瓶に手を伸ばした。

人から譲り受けた高さ15センチくらいの小瓶だ。
しかし「山崎」と書いてあるので多分高くて良いお酒だ。

中には5ミリくらいの液体しか残っていなかった。
それを口の中に直で垂らしてみたら、なんとも芳醇な甘さ苦さが口中に広がった。

これはうまい、と瓶を振って雫を垂らして舐めた。

そして思った、「ウイスキーもっと飲みたい」。

深夜なので静かにキッチンを探したが、おみやげのワインしかなかった。 
あとビール。
ビールみたいな薄いお酒はお呼びではない!
ウイスキーがいい。

しかしおそらくウイスキーは酒好きの弟の部屋に置かれており、ぐっすり睡眠中のそこにのこのこお邪魔してウイスキーを盗んでくることをしてもいいものだろうか?
ダメだ!
そこは兄の優しさだ。

ではやはりこのワインを……しかし!
これも自分のものではなくて、家族が旅行のおみやげに買ってきたものだ。
私が開けてもいいのだろうか?
ダメだ!
これ以上ダメ人間扱いされることは避けたい。

仕方がないから比較的フリーに飲めるビールにすることにした。
もうなんだ酔えればいいや。

明日はウイスキー買いに行きたい。
いつも飲んでるのは安いけど味がちょっとやっぱり違う。
刺があると言うか……まろさがないのだ!
残念だ。
山崎買いたいけど絶対高い。
身分不相応さ。

ああ明日も何にもなく過ぎるんだろうな。くそう。

ビール飲んでたらちょっと酔ってきた眠ろうかな?
眠るのやめようかな??