魂を吸われた

俺にはなかった輝き

二度とない光に目を潰された

俺はどんどん歳をとってもいくが、あいつらはずっとあのままだ

まだまだ差が開いていく

もう別世界だ

入ることも叶わぬ

俺はおじさんとして生きねばならない

信じたくない

しかし見ただろう、今日の彼らの輝きと鏡に映る地味な自分の姿を

地味すぎる

だがこの差を受け入れることはできない

俺ももっと遊び輝きたかった

なぜすべてを呪っていた?
失敗だったと今ではわかる

失敗したから出来てることもあるけど、たまに光る彼らを見ると古傷が生々しさを増し、痛み疼く

そんな時は死のう

死のうと思うと楽になる

この人生を終わらせることはいつだってできるのだ

やることをやったら死ねばいい

傷が痛んでも少し我慢して、やることをやったらサヨナラだ

楽になる

耐えろ